伊勢神宮 20年に一度の建てかえ

家族で伊勢神宮へ行ってきた。式年遷宮、20年に一度の建てかえを行っており、新旧のお宮がみられるのは今月までなので滑り込みセーフであった。午前中は風雨が強く夫婦岩ではどうなることかと思ったが午後は一転して雨はあがりすがすがしい天候となった。
伊勢神宮は神社の総本山だがひとつではなく内宮(ないくう)と外宮(げくう)がある。がある。どちらも入口の橋をわたり神聖な領域に入り、しばし参道を進むとお宮となる。20年前に作られたお宮と隣に新築されたお宮が並んで建っている。
新宮はできたばかりだから新しい生木のお宮でかやぶきも綺麗にそろっている。隣の旧宮はかなり傷んでおりかやぶきも草が生えている。
建築材に塗ったりしていないので痛みやすいようだ。逆に20年だけ使うことを前提に作られていると思った。もし100年使うとすると生木のままではもたないだろう。
なぜたてかえるのか?スパンはどうして20年なのか。自分の仮説だが「20年はひとつの世代、1世代終わったらお宮はこわして次の世代のお宮は別に用意する」これが定式化したのではないだろうかと思った。

神様は20年ごとに住居を更新するという贅沢な話であった。



   二見浦 夫婦岩



   外宮(豊受大神宮) 古いほう



   外宮(豊受大神宮) 新しいほう



   内宮(皇大神宮宇治橋鳥居



   内宮(皇大神宮宇治橋



   内宮(皇大神宮)第二鳥居 人の群れ



   内宮(皇大神宮)正宮 新しいほう



   内宮(皇大神宮) 大木



   おかげ横丁 すごい人だ