昔のトランシット

実家に帰省した時、納戸を整理していたらトランシットが出てきた。当時のトランシットはオール光学式であった。写真撮影したので紹介しよう。
Aは製図板の上に乗せて使う小型のもので名前はスタンダード。
Bは三脚で使う中型のもの。Cはトプコン製、事務所の机の上に出していたら妹に捨てられてしまい取説だけが残った。
実家は土地家屋調査士事務所で子供のころ自分は測量の手伝いをした。地境の上にポールを立て保持する仕事で父がトランシットでポールの方向を出し測量図を作成するのであった。
「どんな形の土地でも三角形に分解して面積を求めることができる」というのが父の説明であった。父は大震災前に他界した。



    トランシットA



   トランシットB 



    トランシットC