チェルノブイリ事故と福島原発事故

チェルノブイリ事故からソ連崩壊まで5年を要したという。ペレストロイカを推進したゴルバチョフ氏は後に「チェルノブイリ事故とその隠蔽体質を知り、改革しなくてはいけないと思った」と語っている。
 福島原発事故から1年数ヶ月が経過した。隠蔽体質が明らかになってきている。「メルトダウンはしてません、安全です」がウソだったことを知った。賢明な国民はもはや「事故は収束」「原発再稼動しないと停電します」もウソだということに気づいている。
 ソ連の先例にならうならペレストロイカと現在の支配体制崩壊が必要だ。原発利権はおそろしいもので行政や学者、マスコミ人の良心は消される。原発の法律を作った中曽根氏が「学者は札束で顔をひっぱたけばどうにでもなる」と語っていた。
わかりやすくいうとこうだろう。テレビ局がきて「先生10万円お礼しますから原発は安全だと言って下さい」先生は「おひきとりください」と答えるだろう。しかし「800万円お礼します」と言われたらどうだろう。「1800万円お礼します」となったらどうだろう。先生は「今回だけは特別ですよ」と言うかもしれない。これが原発利権の例なのである。
(例はフィクションです)