旧東海道ウオーキング 日本橋〜青物横丁

旧東海道を歩いてみることにした。江戸〜京都旧東海道ウオーキングというわけだ。旧道はわかりにくい箇所もあるようだができるだけいにしえの街道をみつけたどってみようと思う。

東海道線で東京駅へ行き日本橋口から徒歩で日本橋に向う。日本橋スタートは12時55分となった。この先、長距離になると思うと気が引き締まる。
日本橋では観光客が写真をとっている。日本国道路元標があり国道の原点となっている。また竜の欄干はなかなか威厳があるが首都高が上を通っていて興ざめだ。首都高は日本橋だけは避けて欲しい。今からでも遅くないから地下に移すべきだろう。


    日本橋 道路元標


    日本橋 首都高が圧迫

一路南へ歩き出す。すこし行くと京橋にでる。今は埋め立てられて橋がないが昔の京橋の写真がある。
京橋からは銀座通り。日曜なので歩行者天国(ホコテン)となっており多くの人でにぎわっている。しばし歩くと新橋だ。第一京浜(国道15号)は車がうるさいのでここからは一つ東側の通りを進む事にする。仙台藩上屋敷跡(日本テレビタワー北玄関)のプレートがある。この通り沿いは昔、大名屋敷が並んでいたところだ。
すこし先は工事中の環状道路で渡ると日比谷神社にでる。日比谷公園から移転してきたと説明にある。
さらに行くとイタリア街にでる。イタリア街の中を南下すると浜松町大門を経て古川に出る。つきあたりはコンビニとなっていて橋がないので第一京浜の金杉橋を渡る。また一つ東の道を進み芝浦一丁目のガード前に出る。ここも直進ができないので第一京浜の横断歩道を渡る。進むと超高層マンション・カテリーナの横をとおり鹿島神社にいたる。道中の無事を祈願する。
ここで第一京浜に戻る。勝と西郷が会談した地という記念碑がある。薩摩藩の屋敷は今の田町駅である。ひたすら第一京浜を南下し高輪大木戸跡に出る。大木戸は江戸の入口だったという。昔の江戸はここまでだった。
単調な道をどんどんいくと品川駅だ。



    田町 西郷、勝 会談の地


    高輪大木戸跡

すこし先の八つ山橋に旧東海道の標識がある。京急の踏切をわたると品川区の旧東海道エリアとなる。ここは熱心に昔を保存している品川宿エリアでほのぼのとした道が続く。ゆるい下り坂で快適ななごみ地帯、名画『幕末太陽傳』の舞台だ。


  
    品川駅 陸橋 八つ山橋


    北品川八つ山橋踏み切り


    映画のポスター   

品川橋で目黒川をわたりすこし行くと今日の終点 青物横丁交差点に至る。

【記録】
12:55 日本橋スタート
13:58 汐留、仙台藩上屋敷跡(日本テレビタワー北玄関)
14:20 浜松町でカフェベローチェに入る
14:40 カフェベローチェ
15:30 高輪大木戸跡
16:50 青物横丁交差点(平野屋前) 
 所要合計 4時間(うち休憩30分) 歩行距離 9km