TPPでカモネギになる危険あり

TPPの内容について情報が少ない。「TPPについて議論を」と言われているようだが考えようにも情報が少ないから話にならない。何でも秘密なのだそうだがこれでは賛否を決める事はできない。まさか「開国を」などという情緒に流されて判断する人がいるとしたら過去の失敗を踏まえない事になる。「グローバル」と言われて気がついたらろくでもなかったではないか。
「秘密」と言っていることからして危険で国益に反すると思った方がいい。良いことなら秘密でなく堂々と情報開示してやればいい。
24分野のうち投資分野にISD条項(主権侵害条項)があるようだがこれでは国家がないのと同じではないか。巧妙なハゲタカにかかると激戦を経験していない国内官僚では負けてしまい危険だ。外海は弱肉強食だから日本はカモネギになってしまう。

(参考)  ISD条項:「投資」の中央省庁による解説。
「国家と投資家の間の紛争解決手続」つまり紛争が起こった場合投資家が国家を相手に当該案件を国際仲裁に付託できる手続の導入が重要な論点になっている模様。


      
カモネギイラストは「めーりんのCGギャラリー」より許可を得て転載しました。