レアメタルを使わないリチウムイオン電池 論文発表

リチウムイオン電池はプラス極にコバルト酸リチウム(LiCoO2)を使用する。このためレアメタル高騰ではコストが問題となっていた。
大阪大の森田准教授と大阪市立大の工位特任教授の研究グループがプラス極に有機分子「トリオキソトリアンギュレン(TOT)」を使用することでリチウムイオン電池の1.3〜2倍の容量が得られた。リチウム電池イノベーションか。
参考 : 『Nature Materials』(2011)
http://www.nature.com/nmat/journal/vaop/ncurrent/full/nmat3142.html

光学用硝材もレアメタルを使用しているためコスト問題が発生している。中国硝材の価格が急にあがって困ったという訴えを何度か聞いた。こちらも代替材があれば救世主なのだが・・・・。