このところ「日本すごい」の記事や放送をよく耳にする。これらは虚しく響く。「井の中の蛙」で世界を知らない自己満足、痛々しい限りだ。高度成長の頃は「日本すごい」はなかったから、失われた30年で日本人は自信をなくしているという事かもしれない。
日本はすごいわけではないが、かといって ひどいわけでもないからフラットに扱えばよい。心配になるのは若い人の希望喪失だ。働き方改革などと言う前に、若い人が希望を持って働けるかどうかが重要。
久しぶりに調べてみたらスポーツカムが進化していた。GO PROは手ぶれ防止を強化した GO PRO8となり、DJIはジンバル付き超小型で参入している。
どちらもトレールランでザックや体につけての常時撮影、という使い方を想定している。これは被写体を決めない使い方となる。
従来ビデオカメラで定番の使い方は赤ん坊、運動会、学芸会など被写体が決まっていた。
事業をすれば何らかの課題が発生する。これはほぼ避けられないから課題を解決していくしかない。しかし課題多すぎか難しすぎてオーバーワークとなっているのであれば事業縮小するしかない。
事業をやめてしまえば課題は発生しないから究極の解決方法だ。しかし「退屈」という課題が発生するかもしれない。
オーバーワークにならず、かといって退屈にならない中庸の運転が必要だ。
納入仕様書を作成した。これは部品納入のための書類でBtoB取引に必要なもの。これまで私は受け取る側であったが作る側にまわってみるとかなり面倒な作業であった。
今年(2019年)2月、夫婦でロンドン・パリに行った。当初ロンドン一週間の予定であったが海底トンネルでパリ日帰りが可能とわかり追加した。フランス入国ではパスポート残存日数が3ヵ月以上となっており、たりないので有楽町で更新した。
ロンドンはロンドン橋、国会議事堂、大英博物館、ナショナルギャラリーなど一般コースを歩いた。英国の歴史と伝統を感じる。大英博物館は世界各地の巨大遺産があり、よくぞ運んだと思った。
シティのイングランド銀行に博物館が併設されている。「銀行は戦費捻出のため作られた」と解説がありクレーム(Claim)が展示されている。クレームは特許でいう請求項にあたるもので、銀行の仕組みは1694年に発明されたものということだ。重要なのはトラスト(信用)とある。インフレ2%目標の根拠も展示されていた。
パリは最初にノートルダム大聖堂に行った。2ヶ月後に焼け落ちるとは思わなかった。ルーブル美術館、凱旋門、エッフェル塔といった名所をめぐった。パリは美術的にはすぐれているが清潔ではないと思った。
一つの方法論だろうが事業手法を書く。普通、企画したことがなく解決方法を知らない場合、事業計画は立てられないと思いがちだ。しかし、それでは新規事業は着手できない。
そこで逆転の発想をする。最初に状況はわからないものの意思を決める。例えば「〇〇を発売する」といったことだ。無謀と思われがちだが気にしない。意思を紙にでも書いて貼っておく。すると次第に情報が集まり解決方法がみえてくる。ついにどうしたら良いかわかるようになるので事業計画を作ることになる。何年たってもわからない場合はあきらめる。自分の場合でいうと、何をしたら良いかわからなかったが会社を作った。そのうちやることができてきた。