塩の道を栂池高原から下里瀬まで歩いた。2年ぶりの塩の道遡行であった。北陸新幹線で長野まで行き駅東口から栂池高原行きの特急バスに乗った。
天気は曇り、小谷村の田園地帯で緩やかな下りであった。共通券(500円)を購入して塩の道沿いにある3施設(牛方宿、千国番所、小谷郷土館)を見学した。牛方宿は個人で開放していたようだが公営に移行したと言う。1階に牛5頭が入る場所があり2階の牛が見えるところに牛方が宿泊した。牛を大事にしていたということだろう。千国番所は松本藩の番所で威厳ある建物であった。通行税の取り立ての他に狼藉者を通さない役目もあったようだ。小谷郷土館では恐竜の足跡化石を見た。破砕帯なので化石が多いようだ。この日は下里瀬温泉・サンテインオタリに宿泊した。明日はいよいよ険しいルートとなる。
【記録】2020年10月4日
7:20 品川発
9:30 長野駅着
11:25 栂池高原着
11:39 松沢口発
11:43 前山百体観音
12:05 沓掛牛方宿 (30分休憩)
12:51 牛つなぎ石
13:08 千国番所跡 (54分休憩 ランチ)
14:14 千国諏訪神社
14:20 源長寺
15:00 小土山石仏群
15:18 小谷郷土館 (37分休憩)
16:25 虫尾阿弥陀堂
16:42 下里瀬(くだりせ)薬師堂
16:55 下里瀬温泉・サンテインオタリ着
所要 5時間16分(うち休憩 121分)歩行距離 9km 2名