「世の中、何が本当の事なのか、よくよく考えたほうがいい」

多くの人からよく思われていない人が実はまともだったという事がある。自分はそのような例を経験したが今でも誤解していることはあるだろう。
反省をこめ「世の中、何が本当の事なのか、よくよく考えたほうがいい」としみじみ思う。学校で教わったことが違っていた例も多い。新聞、放送はコマーシャリズムプロパガンダの影響を受け間違いやすい。政治に至っては特殊世界だ。

1972年ローマクラブが「世界食糧危機」の警告を発した。これを受け例えば「オキアミを食べるにはどうするか」真剣に検討された。しかし世界食糧危機はこなかった。

2006年「地球温暖化二酸化炭素原因」の警告が出された。提唱者ゴア氏は2007年ノーベル平和賞を受賞した。しかし地球温暖化は単なる時期的変動で二酸化炭素は無関係、ここ数年は寒冷化しているのであった。



 地球寒冷化(小川克郎博士による)


1954年原子力の平和利用が法制化され日本各地に原発が建設された。原発は何重にも安全設計がほどこされ絶対安全なものであるとされた。
しかし2011年福島第一原発は爆発した。チェルノブイリ事故では当局の隠蔽体質が問題となりゴルバチョフ大統領によるペレストロイカが実行された。
しかし日本では当局の隠蔽体質が判明しているにもかかわらず、そのままとなっている。多数の犠牲者と数十万の避難民をだしているのに再発防止に向けた責任明確化は不問のままとなっている。


通常の行政では不備があっても迷惑の程度は限定される。しかし原発や戦争は迷惑が巨大だ。だからこそ利権や党利党略を離れた正しい認識と判断が求められる。
自分が考えるには「原発や戦争は踏み込んではいけない事」である。なぜなら人々の死をまねくものだからだ。いくら利権が得られ、お金がもうかっても多数の死者を出す事は絶対的不幸なのである。