神戸・姫路旅行

一泊二日で神戸と姫路に行ってきた。スカイマークで羽田から神戸空港へ行き、空港からポートライナーという新交通システムに乗った。無人のゴムタイヤ電車でゆりかもめ金沢シーサイドラインと同じ車両であった。レールがないためか電車に比べるとすこし不安定な気がするが建設費が安いという。弱点は乗車定員が少ないので大人数はさばけない。三宮の一つ手前で降りた。乗降客はほとんどいなく雨であった。公園があった。あたりはビジネス街で地下にある食堂に入った。社員食堂といったところであった。港まで行き神戸海洋博物館に入った。船の歴史がよくわかる展示となっていた。昔の軍艦は船体のあらゆるところに大砲が設置してある。これは恐怖だったろうと思う。最新はコンテナ船とクルーズ船であり巨大化している。博物館の一角はカワサキワールドという川崎重工の展示となっている。川崎というので川崎市と誤解していたが川崎さんが創業した会社であった。新幹線から航空機までほとんどの乗り物を作っており有名なバイクもカワサキである。神戸の港の対岸は川崎重工系列川崎造船であった。
BE KOBEの写真をとったあとクルーズ船に乗った。ロイヤルプリンセス号であった。川崎造船の先には三菱重工の造船所があり潜水艦が見えた。沖に出ると遠く淡路島や明石海峡大橋がみえた。神戸は瀬戸内海にあるのに加え淡路島があるので波穏やかなのであった。天然の良港である。クルーズの後は調べてあった西国街道を歩いてみた。西元町駅付近から三宮までたどった。標識はないので地図を見ながら直感で歩いた。元町付近はアーケード街が街道だったようだ。神戸の商店街は透明ガラスから店の中が良く見えるようになっていた。明るくキラキラしていて良いがこっそりくつろぎたい人にはオープンすぎるかもしれない。そんなことを気にしていては神戸は向かないという事か。大丸百貨店を過ぎたところで左折して生田神社への参道を進みJRのガードをくぐったところで右折して三宮駅に出た。ホテルは三宮の東横インを予約していたのでチェックインして小休止した。暗くなったので市役所の展望フロアに行き夜景を見てみた。神戸市街の位置関係を知るには良いが景色としては普通であった。

翌朝、JR三宮駅に行く。西への電車は普通電車が来た。そのあと新快速だった。一般的には新快速を待つのだろうが、どうせ途中駅で待ち合わせするだろうと考え普通に乗った。ところがなんと待ち合わせはなく別の線路を新快速が追い越していった。何という事だ。新快速が速いのはこんなカラクリもあったのかと思った。そんなわけで普通電車にて姫路に着いたがかなり時間がかかった。ロスしたので駅前からお城まではタクシーを使った。お城は広いのでタクシーを降りたところから天守閣までは結構歩くのであった。
入場料金は値上げがあってひとり2500円と思っていた。ところが券売機で買ったら1000円であった。あとで調べたら値上げは来年だったようで、なんだか得したようなへんな気持であった。
姫路城は素晴らしかった。何が素晴らしいかというと、歴史上の城が昔のまま残っている、デザインが優れている、石垣や周辺は広大、窓枠に排水管がある、石垣の中を排水する工夫がある、天守閣からの展望が良い、西の丸はとても長い建物が残っている、井戸が残っている、不幸だった千姫の事がわかる。外国人も多かった。外国人にとっても興味深いところだろう。
帰路は新快速に乗り、三宮で食事して神戸空港からスカイマークに搭乗した。

6/11(水)8:13天王洲アイル~8:30羽田~9:05 SKY103便フライト~神戸空港ポートライナー貿易センター駅~神戸海洋博物館~神戸港クルーズロイヤルプリンセス~元町商店街西国街道)~三宮東横イン~市役所~三宮東横イン

6/12(木)三宮駅~姫路駅~姫路城~三宮駅ポートライナー神戸空港~16:15 SKY112便フライト~羽田~天王洲アイル

神戸空港からポートライナーに乗車

神戸一日目に歩いたコース

神戸海洋博物館 カティサーク

神戸海洋博物館 昔の軍艦の断面模型

神戸海洋博物館 船の女神

かわさきワールド蒸気機関車D51,C62

かわさきワールド 英仏海峡トンネル

かわさきワールド新幹線運転席

かわさきワールド新幹線台車

ロイヤルプリンセス号による神戸港クルーズ 三菱重工 潜水艦

ロイヤルプリンセス号による神戸港クルーズ 旅客ターミナルとにっぽん丸

元町商店街

生田宮鳥居

市役所展望台より市街夜景

朝の三宮

姫路城

姫路城 アプローチ

姫路城 巨大石垣 

天守閣内部

姫路城 階段は急で狭い

姫路城 天守閣より駅前方面

武具(鉄砲)

天守閣 正面より

三の丸廊下 千姫

西国街道標識(三宮駅付近)