「カメラ業界が苦しんでいる」

取引先の重役と会話した。「カメラ業界が苦しんでいる」という。自分も同意見だ。個々のメーカーがどうだというのではなく業界が構造的に売上げ減となっている。主要因はカメラつき携帯特にスマホだ。これまでは「デジカメで写真をとる」だったが今は「スマホで撮る」となった。

なげいていてもしかたない。「メディアチェンジは世の習い」と心得て先を読んで事業を進めていくことが肝要。「写真機」が減っているだけでカメラの数量は増え続けている。スマホやパソコン、自動車や街の中にカメラは増殖している。つまり「画像センサーとして使えるよう進化した」ということだ。


昔は「造船鉄鋼業界が不況」「米国自動車業界が不況」最近でも「家電業界が苦しんでいる」「ビデオカメラが苦しんでいる」と業界の苦境はいつも起こっている。