梅雨の晴れ間となったので皇居東御苑に行く。大手門のところで皇宮警察による荷物検査がある。中に入ってからは自由であった。巨大な石を緻密につんだ石垣は見事である。この地は東御苑と呼ばれているが江戸城本丸、二の丸、三の丸であったのでこの名前で呼んだほうが良いと思った。本丸には天守台がある。ここに天守閣があったらしいが火災で全焼し、以降は再建されなかったという。江戸城だったことをはっきりさせるためには再建したいところだが、歴史をどう解釈するかで見解が分かれるのだろう。今の所、明治以降の近代化路線の延長として、あそこは皇居という位置づけだ。
二の丸には池があり滝もある。昔は自然の湧水であったと言うが今もそうなのかみてみたがわからなかった。手軽な散策によい場所だと思った。資料館(三の丸尚蔵館)は建替え中で閉館していた。